B登録
親ばかネタで恐縮です。
タイフェスの話でなくて恐縮です。
長男は小1の時にラグビーを習いたいと言い出し、6年生までよく頑張りました。
どっちかと言えば文系(?)、プレーでは目立たず、後ろから声を出し続け見せ場でノックオンやっちまうんじゃないかとハラハラ、、、、させるタイプ。
ラグビーの大会パンフレットに、将来の夢「シンガーソングライターになる」と親たちの爆笑を頂く中、本人も中学からは吹奏楽部と言っていましたし、それも良しと思っていました。
ところが、チームメイトに実力者が多数いたのと、高学年コーチの指導もすばらしく、なんと大阪で行われる全国大会へ。
でっかめの仲良しの同級生のでっかいお父さんの車に乗せてもらって大阪に向かいました。
大会場所のキンチョ-スタジアムに着くまで、親子でキンチョ―しました。(/・ω・)/
全国で5位と言う素晴らしい結果を残しました。
息子の出場時間は3分くらいです。
試合終了前の逆転されない絶妙なところで交代させてもらいました。
コーチのその采配には頭があがりません。
試合終了後、帰り道「何もできなかった」と少し不服そうに息子は言いました。
「あのね、普通は全国大会ではレギュラーしか出られないの。普通は応援団。お前はグランドの土を踏めたの。全国だよ全国。それだけでも超すごい経験なんだよ。まじで。で、グランドはどうだった?」
思い出したように「芝生が、ふかふかだった」と言いました。
「おーいいね!」言いながら、なんだか涙腺ゆるみました。
さて4月から中学生。
中学はやらないと言っていた中、退部届を出した後の卒業パーティ。
とても楽しかったようです。
さようなら!と盛り上がった事でしょう。
ところが、妻から息子はB登録で続ける事になったとの話。
「B登録?」
友達にうまく(?)誘われ、
B登録=学校行事優先で参加できる時だけで良い
てな、勝手な解釈であっさり継続の意志を表明したそうです。
「だいたいが、学校優先だろ、うぷぷ」
と思いながらも、歌って走れるシンガーソングライターを目指してほしいと思う。
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ラーメンの記憶
年に何回かラガーマンの親父達(コーチ)の集まりがあり、池袋や練馬駅近くの居酒屋に行く。
みな熱いが、優しいお父さんだから、居心地がいい。
子供達の事やラグビーの話で盛り上がる。
記憶を無くす事が多くなった。
先日も「あの後どうした?」と聞かれ、頭がぐるぐる回って、「え?どの後の事?」と聞き返す事もしばしば。
「どうなってました?」と聞くと、
「そば食ったの覚えてる?」とか聞かれて、
言われて初めて記憶がよみがえり、悪い事してないのに恥ずかしくなります。
そんな話、まぁまぁあります。
【その1】
保護者との飲み会の後、無性にラーメンが食いたくなり、食いに行ったつもりで朝を迎えました。
でも何ラーメン食べたのか思い出せません。
あれ?もしかしたらカレー食ったんだっけ?
ラーメンかカレーかも、思い出せない。
頭ぐるぐる思い出しても思い出せない、、、、。
そして包装紙を発見。
よみがえるみっともない記憶。
↓
↓
ラーメン→我慢、カレー→我慢、最後のエクレアは我慢できなかったのか、過去の俺。
甘いもの食いたかったのか、過去の俺。
あぁ、成増駅のセブンで買って、むしゃむしゃ食いながら帰って来たんだ。
お月さんはきれいだった気がする、、、あぁ50にもなって恥ずかしい。
【その2】
夏のラグビースクールのお父さんたちとの飲み会。
その日は結構気を付けて飲んだ。
何食ったか忘れない所存でいた。
まだ終電間に合う、、、。
飲んだ居酒屋近くのラーメン店がうまそうで記憶に残っていた。
「じゃ。俺、ラーメン食ってくんで、、。」
酔っていたが、ちゃんと電車で帰れた。
ところが翌朝、また何ラーメン食べたのか思い出せない。
醤油系かみそ系かトンコツ系かも思い出せない。替え玉したかしないかも思い出そうとする。
財布の中からレシート発見!
↓
カレーじゃねーか!、、、、、しかも5辛、しかもクリコロをトッピング、、。
「ラーメン食ってくんで」って言ったのは覚えてるのに、カレー食ったの忘れてる俺。
どこで、カレーに気持ちが傾いてしまったんだろう。
加齢臭を気にしながら華麗にステップをきって行ったのかな、、、。
FBにあげる。
愛あるコメントが目白押しだ。すくわれるよ。
いつかうまいラーメンを記憶のあるうちに食べたいな。
今日は妻が出かけているため、子供達にカレーを作った。
タイカレーじゃないよ。りんごとはちみつの奴。
キジをしめた話
鹿児島出身のラグビー部の先輩が、正月にみんなで食べるからと、裏山でイノシシをしめたという話を聞いたことがある。
都会では考えられない話だが、食べるために動物をしめてくるという行動は、生きるという事を考えさせられた。
さて私は、母との同居の準備で昨年末から先週まで、連日連夜、実家で妻と片づけをしていた。
物置で見つけたヤモリの卵、次々と見つかる恥ずかしい日記帳、過去にもらったたくさんのラブレターは迷わず処分した。
さてキジの話。
鳴き声は「ケンケーン」と鳴くらしい。
物ごころがついていた頃からいた、キジのはく製を私はしめた。
しめたとは言わないか。
太い木に、30cmの長さのものが両足でとまっている物だ。
重さはほとんどが、木の重さだ。
しかしリアルだ。
もの心ついた時から見ているキジちゃんの横顔を見て、こりゃ簡単に捨ててはいけないと思った。
庭の隅において、すずめちゃんやハトちゃんの仲間になれないものかと、そっとおいてみた。
翌日、血相を変えて私の姉が強制撤去し、ガレージに移動した。
かなり気持ち悪かったらしい。
燃えるゴミの日は明日だ。
決断した。
しめよう。
もちろん生きていないので「しめる」という言葉はおかしいのは分かっている。
まず軍手で両足を持ち、背筋を使って木からはがそうとした。
とれない。
足の中には鉄線が入っていて、木に直結しているのだ。
「いぇーっ!!」っと池崎の真似をしながら思い切り引っ張ると、足首だけが取れた。
ひー!恐い。
キジちゃんを前後に揺らして、鉄の線を切る作戦に変更した。
その時、最悪な事に、デイサービスから帰った母(前号参照)が、見に来てしまった。
「あれ?それどうするの?」
「あ、いや。その、傷つけちゃいけないと思ってどかしただけ。」
ふと見ると、キジちゃんは50年近く見てきたポーズをとっていない。
深くお辞儀をしたままだ。
忙しいふりをして、背中でキジちゃんを隠すと、母はスッと家に入っていった。
私の体調を気遣いながら、、、。(母ちゃん、すまん)
「ごめんねありがとうね」と声をかけながら、上下にお辞儀を繰り返さすと、やっと鉄線が外れた。
尻尾は簡単に抜けた。(簡単に抜けるのも怖い~)
つかまっていた木をノコで半分に切る。
新聞紙で丁寧に梱包し、透明なビニール袋に入れた。
さよならキジちゃん。
最近眠れないのは君のせいかも!
かくれんぼ
衝撃!85歳の母に杖でつつかれた!
母は今年の8月に大腿骨骨折、手術・リハビリを終え退院。
杖を使って歩けるように回復したが、現在姉と私で交互に見守り中。
家にいると、動かなくなるので、デイサービスの予定を組み、本日からいよいよ!というところで
「行きたくない」と言い出す。
僕、困る。
「長生きして欲しい、元気でいて欲しい。」そりゃ根本にはある。
でも、うろちょろされると気が散る。
母がデイサービスで楽しく過ごす時間、俺は自由になれるんだー!
仕事に集中できないに加え、
「あんたは今倉庫業をやっているのか?今日は休みか?なんで会社辞めちゃったの?お前はばかか。」
などと同じ質問を繰り返しされるので、そのたびに疲れてしまう。
「マンゴーを売っている」というと、明るい顔をするが、通販の仕事形態は理解できないらしく、また倉庫業の話に戻る。
仕事に集中したい!
エンドレスな会話を母ちゃんと何順も繰り返したくない!
なんとしてもデイサービスに行ってもらいたい!が本音。
しかし、昭和一ケタ女の頑固さはすごい。
お迎えの時間があと10分と近づくと、言葉がだんだん荒くなり始める。
顔も怖い。
「今日は行かないったら行かない!」
「電話帳を出せ!あんたが電話しないなら私が電話する!」
と、大きな声を出される。
「お母さんさ、そんなでかい声出したら、俺が虐待受けてると思って通報されるよ」
というと、
一瞬ゲラゲラと笑い、また厳しい顔で睨みつける。
お!仕方なく自分の部屋で化粧を始めた!
しかし3分くらいで
「やっぱり行かない。電話して。」と声がする。
「いや、もう車がうちに向かっているから、来たら断って。自分で」
その言葉を最後に私は【御勝手(キッチン)】に座って隠れる。
母は私の名前を叫びながら探す。
お勝手を通り過ぎて、トイレを探している。(ちゃんとノックしている。(笑))
帰って来るが、見つからない。
それでも諦めがつかず仏間や、玄関付近を探している。
自問自答もする。
「こんなに嫌がっているのに行かせていいのか?俺ってひどい?」
そんな思いがよぎる中、2回目のトイレ探しに来た!
私は集中して石に変身すると、私に気づかず通り過ぎ、トイレでまたノックする母。
このかくれんぼは俺の勝ちだ。
そう思った瞬間、テーブルにあった七味をお勝手に片づけに来て、目が合う。
「みーつけた!」なんて言うわけない。
本気で怒っている。
杖でぐりぐりと私の脇腹を攻撃してきた。
杖で殴らないのは私への愛か。
杖でぐりぐりされるのは生れて初めてかもしれない。
「もうやるだけやった。俺の負けだ。」そう思った瞬間、「ピンポーン」と玄関が鳴る。
その後のデイサービスのお兄さんと私の玄関越しの連携はすごい。
いや察してくれたお兄さんの対応が素晴らしい!
「皆さん、来てくれるのを待ってたんですよ~!」とか
「大丈夫大丈夫、髪もおきれいですよ~!」とか、、、。
その言葉に母がとった行動は、
「うそおっしゃい!」とか言いながら、お兄さんにまでぐりぐりしました。
そしてついに母は閑念(かんねん)して車に乗りました!
まさか85の母と50になって本気のかくれんぼするとは思わなかったわ。
お兄さんに 2Lマンゴー持って行こうと思う。
くるくる
私はくるくると回る事がよくあった。
鉄鋼メーカーで環境機器の営業をやっていた頃の話。
ブレイクダンスに憧れて、休み時間とかに会社の体育館で良く練習してた。
左足を伸ばし、折った右足を思いっきりキックすると、仰向けのまま腰を支点にクルクルと回る。
後輩に習ったんだっけ?
忘れちゃったけど素人にしては良い感じで回った。
良く飲みに連れて行ってくれた川方先輩(仮名)と後輩2人くらいと、出張帰りだったと思う。東京駅で結構酔っぱらっていました。
中央口ですかね?きれいな大理石のタイルがある、JRの改札出たところで。
「タイルが綺麗!」
そう思うや否や、スーツをかっこ良く脱ぎ捨て、クルクルと背中で回り出した俺。
先輩、後輩が手を叩いて大爆笑。
調子こいて、右足でキックを繰り返し回り続ける。
大道芸人と勘違いしたか、何だ何だと、野次馬が私を囲み始めました、、、、、。
立ち上がり、野次馬達に言い放つ!
「きみたち、見世物じゃないんだよ!」
嫌だなー酔っ払い。
でも、喧嘩にならなかった理由を翌日先輩が話してくれた。
「だってあらーき(新垣)さ、『見るんじゃねぇよ』とか言いながら、すぐまたクルクル回り出すから野次馬も大笑いだよ。あれじゃ喧嘩にならないって。」
翌朝の二日酔い、1人暮らしの部屋。
靴は玄関に脱がれ、一定間隔で靴下、ズボン、ネクタイと散乱し、Yシャツを裏返せば、くっきりとした直径15cm程の綺麗な円の汚れがついてました。きれいに回ったんだな。日の丸には見えなかったけど。
たまに見てね。
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クレーム処理
良くやりました、クレーム対応!
ぱっと思い浮かぶのは、クリスマス間近のクレーム対応です。
感じよーく仕事をしていました。
メーカーじゃなくって、キャンペーンの事務局という専門業務なんですけど、お客さんのデータベース預かって、メーカーさんや代理店さんの代わりにお問い合わせ対応して、お客さんのところ謝りに行くこともありました。
もう、いっろいっろあって、多分本かけるよ俺。
だいたいはコールセンターのお嬢さん、お母さんが頑張って対応するんだけどね、
上を出せとか言われると、その長とか、私とか対応しました。
メーカーの担当者の方は直接のクレーム対応ってあんまやらないので、「そんじゃ私が、、、。」なんつって直接謝りに行くと、大変感謝されたりしました。
もちろん、たまにおっかないお客さんもいましたけど、ほとんどはまぁ、良いお客さんが多くて、仰る事もごもっともで、「本当にお客さんの仰る通りです。申し訳ありません」って心から謝ると、大体許してくれたものです。
【クリスマスの思い出】
あるメーカーさんで、子供向けの景品に不備があり代替品を持って出かけました。
寒かった、遠かった。
電話対応の時、声が恐いんだよな!
まあ僕、ラグビーやってたんで、デブじゃない方で。
殴られてもまぁ、大丈夫なわけで。
でも会ったらこわかったよ!ホントに!
ピンポーンってやったら、鬼の形相でドアを足で止めて
何しに来たとばかりに玄関に入れてくれません。約束したじゃーん。
おしっこちびりそうになりながら、玄関越しでいろいろ話しました。
結論?!
恐いお父さんが最後はニコニコ許してくれましたよ。
まぁ、先方は悪くないので謝り抜きました。
印象に残っているのはね、クリスマス近くだからさ。
最寄りの駅のスーパーで可愛いサンタさんの長靴のお菓子、1個買って行ったんですよ。
最後、お父さんと打ち解けて「これっ」て渡そうとした瞬間、奥で、けらけらわらうきゃわいい双子の子供達が見えちゃって。
うーん、そこまでデータベースねぇし。
しょうがないよね。
秋のマンゴー入荷しているよ!
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こわいよー!
そんなに蒸し暑いくないのに眠れない。
終戦直後に祖父の枕元に、聞いた話では蚊帳(かや)の外でずっと座ってお辞儀している兵隊さんを見たと言う話。
こわいよー!
事故にあって亡くなったはずの人が来て、一言話して傘を忘れていって、いまだに傘が残ってる話。
こわいよー!
旅行先で蒸し暑いんで窓開けたら、友人が窓に向かってずるずる引きずられちゃって、宿の人が「窓閉めろ!」と言ったら止まった話。
こわいよー!
いっぱいあるけど今日は金縛りの話。
金縛りは疲れているからとか、仕事のしすぎとか、ホラー映画の見すぎとか、諸説あるけど、体がしばられたように動かなくなり、耳元で何か聞こえたりするらしいです。
らしいですって、私も以前はたまにかかりました。
ラグビーの合宿の時に聞いた、筋肉もりもりのフランカーのT先輩のホントにあった話です。
T先輩は、見た目にすごい上半身をしていて芸術的な6-7パックの腹筋を持っていました。炎のタックラーで首も短い。ガメラに似てるかも。(ー_ー)!!
ある夜、やっぱり眠れなくってベッドの上で金縛りにあったT先輩、首だけはなんとか動かすことができ、人の気配を感じ、壁際を見ると大人5~6人が並んでこちらを見ているのを確認。
T先輩はパニックになって体を動かすも、金縛りはものすごい力。
経験した方は口を揃えて言うでしょう、「体が動かせなくなる。カッチカチ。」
普通ここであきらめて力尽きて、寝てしまい朝を迎えるというのが一般的なパターンだと思いますが、ここから伝説が始まります。
何と、ものすごい腹筋で金縛りを返してしまったのです。
「よっこらしょ」と、
少しひねりを入れるのがコツだそうですが、「あんた一回でコツをつかんだんかい!」と突っ込みを入れたくなります。
「うぁ~!」とと叫びながら下のお父さんとお母さんのいる居間に走ったそうです。
かっこいいT先輩が、すんごい腹筋を見せながらパニックのまま走っていくその姿を想像すると、やっぱり怖いっス。
ちょい久しぶりのブログですが、読んでくれてありがとうございます。
眠れない夜、タイのアイスで更に涼しく。
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しかし恥ずかしいな自分の腹筋は。