クロネコおどろくの巻
宅急便のドライバーさんなくては、商品をお届けできない。
通販業界にとっては、なくてはならない存在。
当店は、クロネコさんにお願いしているのニャ。
物流業界に限らないが、人手不足もあり、融通はきかなくなってきたと肌で感じる。
そんな中でも、契約当初から付き合いある〇田さんはとても心配りができる方だ。
まれにお客さんよりキャンセル依頼がある。
中継店まで持って行ってしまうと、配送費がかかってしまうからストップできるか電話すると、竹〇さんはわざわざ店に戻って確認してくれる。
もちろん行ってしまったものは仕方ないのだが、今時ここまでやってくれる人はいない。とても誠実なドライバーさんだ。
私も、「もう出てしまったニャ。」と言えばそれで済むのだけれど、小さい時からあまり嘘をつけない。(ホント)
ところで
練馬区内、中野区内の知り合いや、お客さんにはタイミングが合えば送料無料でお届けする時がある。もちろんお届け時間はかなりアバウトになりますが、、。
先日Maleeのジュースを毎月買ってくれるお客さんから注文あり、在庫が無かったため約束日の午前中に自宅兼事務所にヤマトに頼んだ。
ところがたまたま母をデイサービスに連れて行く日にかぶってしまい、帰って来ると不在票が入っている。
まずい。すぐにドライバーに電話する。
猫「お届けは午後になるにゃ」と即答される。
Σ(゚д゚lll)ガーン
おーっそれではお客さんのところへのお届けに間に合わない。
俺「どこらへんにいらっしゃいますか?」
猫「移動しているから教えられないにゃ。」
俺「そうだよね、、、。」
あきらめると、ぼく、最後にためぐちになる。
「ありがとう。」電話切る。
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お客さんに謝ってお届けは明日にするか。
良いお客さんだから全くクレームの心配はない。
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「探しに行けば?」妻の一言が俺に火をつけた。
50分前の不在票だぞ?
同じ住所の1丁目~4丁目を回っているとも限らない。違う区域かもしれない。
とっくに隣の駅付近まで行ってしまっているかも知れない。
営業所調べるのも面倒だ、、、。
えーい。ダメ元で猫探しに行くぞ!わんわん!
車に乗り込み、近所を探しに行く決断をする。
カミサマよろしくね。
最初の選択、左は神社の方、右は駅近く、マンション多い。
↓
勘で右だ。
↓
次の選択、ローソンの角を曲がるか、まっすぐ駅方面に行くか?
↓
これも勘で右だ。
↓
西友前の道に行く途中で右を見ると止まっている車を発見。
↓
戻って左折。
しかしヤマトではない。引越しのようだ。
↓
その近辺でミニバンの飛脚のマークの発見。
同業者の回るパターンは、そんなに変わらないだろうという根拠ない自信でモチベーション上がる。ドキドキ。
↓
そのまままっすぐ行くとなんと、
ヤマトクール便のトラックが停車しているのを発見!
いやまてよ。
ジュースは常温だ。
クールではない。
ダメか。
何を言っているんだ。
勇気を出せ。
あきれられても間違えても良いではないか。
小さい時から考えすぎて動けなかっただろ、俺!
行けよ、男だろっ!てかオヤジだろ!
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不在票と印鑑を持ち、どっきどきしながらドライバーさんに近づく。
「〇郷さんですか?」
「はい。え?」
良く分かりましたねと、感心されながら荷物を受け取る。
俺の鼻はド―ベルマン級と言う事が分かった。
それも、かみつかずに静かに見つけた。
ルートを残しておく。
子供たちが大人になる頃、これを見て感心して欲しい。(しないか)
マンゴーやっと入りました。
秋のマンゴーもおいしいよ。